薬物療法

痛みを軽減するお薬

慢性腰痛の治療薬には、非ステロイド性抗炎症薬、アセトアミノフェン、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬、ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液、オピオイドなどがあり、痛みの原因や症状に合わせて使い分けます。

非ステロイド性抗炎症薬、アセトアミノフェン

「痛み止め」として広く使用されています。炎症を鎮めたり、熱を下げたりする効果もあり、
急性腰痛にも用いられます。

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬、ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液

痛みの情報の伝わりを抑える神経経路
(下行性疼痛抑制系)を活性化することで、痛みの情報が脳へ過剰に伝わるのを抑えます。

オピオイド

強い鎮痛作用を示す医療用麻薬で、痛みの情報の伝わりを抑える神経経路(下行性疼痛抑制系)の活性化に加え、脊髄から脳への痛みの伝達をブロックします。
がん治療における痛みや、ほかの薬剤で効果のない強い痛みなどに使用が認められています。

*腰痛の適応がないお薬も含まれます
日本整形外科学会ほか監修:腰痛診療ガイドライン2019, 2019, pp. 34-44, 南江堂, 東京, 改変

「3ヵ月以上なおらない腰痛」は、筋肉や関節だけでなく
痛みを抑える神経が原因かもしれません。

お医者さんに相談するときのポイント

慢性化している腰痛を医師に伝える中年男性 慢性化している腰痛を医師に伝える中年男性
思い当たる腰痛の原因を医師に伝える中年女性 思い当たる腰痛の原因を医師に伝える中年女性
慢性腰痛が日常に支障が出ていることを医師に伝える中年男性 慢性腰痛が日常に支障が出ていることを医師に伝える中年男性
*腰痛年齢とは、腰痛で悩んでいる年数のことをいいます。